2019年2月14日木曜日

平成30年度サポーター研修



2月12日、えがお塾のサポーターの方を対象に
「平成30年度サポーター研修」が開催されました。

今年の目的は
「現在支援(学習療法)をしていて不安に思うことを解消し、
 正しい学習療法を学ぶ。」 と、しました。

今回の参加者は
学習療法センター 橋本様
学習サポーター  6名
サロンサポーター 1名
職員       6名 計14名でした。

川邊施設長より開会挨拶

今回学習療法センターの橋本様からは
事前にサポーターさんからいただいた質問事項に
回答して頂く形式をとりました。

 

今回、サポーターさんから出た質問の一部です。
「難しい問題(教材)を望まれる」
「教材を解くテンポがマイペース」

これはどちらも『脳機能改善に極めてよい影響を与える』要素に関する事項だそう。
これが質問に上がるということは学習療法の理論を
サポーターさんが正しく理解している証なんですね!

回答はこちら
「難しい問題(教材)を望まれる」
⇒受講者のなかには“勉強”が目的の方もいらっしゃる。
 ただ、認知症予防の効果、ベストパフォーマンスが目的の方は
 『学習療法が学力をつけるための訓練になってはいけません』
 『ともすれば、難しい計算をすればもっと効果が上がるのではと思いがちですが、
  それは計算能力を上げるためにはもちろん必要ですが
 「脳の活性化」という点からは逆効果になるであろうということも
 つけ加えておきます』と川島教授の言葉もあるように、
 難しい問題が脳の活性化に効果的ではないことがわかります。

「教材を解くテンポがマイペース」
⇒「単純計算のトレーニングにおけるコツはできるだけ速く解くこと。
  自分ができるギリギリの速度で解くことで、様々な認知力
  (忍耐・抑制・注意力・記憶力など...)がアップすることがわかっています」
 これを転移の効果という。
 受講者の方には繰り返しお伝えすることが大切です。

 簡単な問題もできるだけ速く解こうとすると脳みその血の巡りがとってもよくなり
 活性化します。それが認知症予防にはとっても効果的です。


支援方法を改めて見直す「一斉支援」
サポーターのみなさん丁寧な支援でした。



グループディスカッションでは
橋本様からの質問の回答や、一斉支援のこと、
えがお塾のことなどについて話がされました。



小野部長より閉会ご挨拶

研修の終了後には親睦を深める為、
みんなでお食事をしました。
職員からサポーターのみなさんへの
メッセージ動画のあるスライド上映も! 

今回残念ながら都合がつかなかった3名のサポーターさんを含め、
10名のサポーターさんのご協力があるからこそ
えがお塾を運営することができています。

今回の研修で不安を解消し、
安心してサポーター活動をしていただければ嬉しいです。

サポーターをして頂いていることで
受講者みなさまの介護予防となり、
いつまでもお元気に過ごしていただくことが
元気な芦別を作っていくことにつながります。

これからもよろしくお願い致します。

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