2018年12月31日月曜日

イベント弁当~年越しそば弁当~

ついに2018年も最後の日となりました!
本日は「イベント弁当 年越しそば弁当」の日です!!

今回は57件、106食のご注文を頂きました!
ありがとうございます!!

年越しそば弁当 おしながき
・お赤飯
・そば
・海老天
・鮭昆布巻
・羽子板かまぼこ
・うま煮
・生酢
・黒豆
・数の子

・お赤飯

お客様のご要望から今回は赤飯も献立の一つになりました!
お米は芦別産「はくちょうもち米」を使用しています!!





・そば

年越しにはずせないおそば!
「細く長く」家運・寿命をのばし、いい運を長続きさせるものです!!
そば粉は幌加内産『ほろみのり』を使用しています!
施設長と村上栄養士が打っています!!
慈恵園特製のタレもついています!










・海老天

海老の腰が曲がっている姿から、
腰が曲がるほど長生きできるように願う意味があります。
揚げるときに花を散らして見た目もきれいにしています!





・鮭昆布巻

「喜ぶ」のことばにかけて縁起の良いものとされています!
まかれているのは鮭です!
 昔は新年を迎えるときに神様をお迎えするためのご馳走でもあったそうです!!
慈恵園伝統の味で時間をかけてやわらかくなるまで煮ています!
一つ一つ丁寧に手作業で巻いています!!





・うま煮

色んな種類の具材を一緒に煮込むことから
家族みんなが仲良く結ばれるという意味があるそうです!!



・生酢

大根の白と、にんじんの赤で見た目もめでたい紅白カラー
この紅白は水引の色を表していて、
平安と平和を願う意味もあるそうです!



・黒豆

豆はまめ(真面目)働き、健康に暮らせるように、
また、無病息災を願う意味があるそうです!

・数の子

子孫繁栄や子宝を願う縁起のよい食べ物です!



調理後は盛り付けを行います!



縁起物がたくさん詰まったお弁当がこちらです!




職員が配達に向かう準備を行っています!!


そして配達に向かいます🚙



本年中は大変お世話になりました!
来年もよろしくお願い致します。
良いお年をお迎えください!!




2018年12月30日日曜日

クリスマス会


各ユニットのクリスマスの様子をお伝えします!

~旭グループ~

1階のホールでのクリスマス会♪
ノンアルコールで乾杯!


サンタ風の帽子と上着を着て下さったK様、
プレゼントを手にパチリ📷!


カラオケ会をしましたよ😊


一緒に口ずさみます😄 







~ほほえみユニット~

サンタの装いをした職員からプレゼントのお渡し
 


プレゼントのお洋服を早速合わせてらっしゃるI様。
「似合いますか?」と聞こえてきそう😆💕


~ひまわりユニット~

ひまわりユニットは風船バレーと
歌で盛り上がりました!

みなさん楽しそうな表情😆❗ 

ひまわりユニットにもサンタさんが!



~ふるさとユニット~

おそろいのサンタ帽子をかぶって♪
歌を唄って過ごしました!




~いこい・ふれあいユニット~

カメラを向けると「もらったよ~」と
プレゼントを見せて下さったH様😊💕


みんなで歌を唄ってたのしみました!


それぞれのユニットで楽しんでいました😁


ケーキの飾り付けはユニット毎に職員が行なっています!
ケーキ紹介です💕





どれもかわいく美味しそうですね😋💓




2018年12月29日土曜日

学習療法 家族交流会

12月15日、学習療法の家族交流会が
芦別慈恵園のデイサービスを会場に開催されました!
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今回のテーマは
「お客様を知り、自立支援につなげる」
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お客様は、9家族12名、
学習療法センターから2名、
特別養護老人ホームひかりの様から5名、
グループホームひかりのの家様から1名、
合計20名の方が参加してくたさいました!
ありがとうございます😊
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内容として、まず、実際に入居されている
ご本人様の学習支援を見ていただきました。
「まだこんなに字が書けるんだね」「計算もできるんですね」など
お客様のまだできるところ知っていただけた時間となりました。




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その後、慈恵園職員の学習療法を通しての発表を2題。

発表①
かざぐるま 山本介護職員
「念願の100歳~学習療法の力~」

平成28年にかざぐるまに入居されたS様についての事例。

入居当時、楽しみを持って生活して頂こうと学習療法を提案するが、
耳が遠く、目も悪いためむずかしいのでは?と断念。

平成30年6月、1カ月ほど体調を崩されたS様。

体調は落ち着くもそれまでより活気がなく、
他のお客様や職員ともお話をされなくなってしまう…

以前のように元気に過ごしていただきたい!

10月には100歳を迎える…100歳を迎えても元気でいられるように!と、
一度はあきらめてしまいましたが、可能性の追求 ⇒ 学習療法 を始める。

そこで学習療法の目的や意味、あり方の再確認ができた。
学習療法は教材を行うことだけが目的ではなく、
学習療法を通してお客様と個別に向き合い、
これまでは見えなかったS様の発見することができた。

学習を始めた当初はS様からあきらめや戸惑う様子も見られ、
お名前の記入などにも時間がかかってしまっていた。
そして職員も本当に学習ができるだろうか?と
学習療法の力を信じることへの不安があった。

しかし、学習療法を続けていくうちに
職員の声掛けからご自分から鉛筆を持って下さり、
お名前の記入等変化がみられるように。

また、初めは10分ほどかかっていたお名前の記入も現在は30秒ほどとなる。

生活の面にも変化が見られた。
表情が明るくなり、ご自分からお話しされるように。
歌の会や習字、ゲーム、散歩への参加で
歩行状態も改善され、浮腫みの軽減につながる。
ご自分の気持ちを話されるようになった。

そして念願の100歳をお元気に迎えることができた。

学習療法での関わりを通して、
学習療法の在り方を再確認でき、S様の楽しみを考えることができた。

今後は、学習療法を継続し、好きなことや楽しみを持って過ごしていただく。
S様の思いをくみ取りながら実行していく。



デイサービス 石田相談員
「デイサービスでの学習療法の取り組み」

デイサービスでは平成29年より
なごやかサロン(要支援) 定員7名
デイサービス (要介護) 定員18名 で営業している。

登録者は、なごやかサロンが34名、デイサービスが51名の計85名。

平成30年度4月時点の学習療法実施者は
なごやかサロンで2名、デイサービスで7名の計9名。

その数字を受け、登録者数からみて学習者が少ないと学習委員会の中で話しが上がる。
契約時に学習療法の説明をしていなかったことから、
今後は契約時に必ず学習療法の説明をし、勧めることとなる。

実際に契約時に説明をするも、
やってくれる人はいるだろうか?と不安があったが…

お客様・ご家族様の声として…
「ちょうど最近物忘れがひどくなっていて、効果があるならやってみたい」
「母がボケるのが心配なのでぜひ行ってほしい」
「1人で生活をしなければならない為、認知症予防に行いたい」
「字を書くのを忘れてしまいそうなのでお願いします」
など、家で暮らす方の多くのニーズを聞く事が出来、
また、学習療法の契約をして下さる方が多くいらっしゃった。

以降、毎月学習者数は増え、学習療法実施者は11月時点で18名となった。

7月から新たにデイサービスを利用されると同時に
学習療法も始められたF様の事例。

開始当初は文字が書けないとおっしゃり、書類等はご家族の代筆。
学習療法の目標はしっかりと字を書く事と設定しスタート。

学習教材も始めは小さな声で読む事が多かったが、回数を重ねるうちに
感情をこめ強弱もつけるように。
字盤がお好きと、本人様も楽しんで学習に取り組まれる様子。

また、これまで代筆だった文字の記入も、現在はしっかりとご自分でされている。
目標は達成したが、課題も見えてきた。
計算教材で記入に時間がかかる事が多くなってきたことだ。
ご本人は「出来るから待って欲しい」と話される。
ご本人が出来るというなら待った方がいいのではと思っていたが…
ある日、また計算に時間が掛かっていると、
ご本人より「頭では分かっているのに書けない。俺は病気かな?」と
お話がある。
その言葉を聞き、せっかく楽しいと言って下さっていたのに
辛い思いをさせてしまったと思った。
学習開始から3ヶ月経っていた事もあり、学習検査の見直しを行なう事となる。

その結果…教材が本人様に合っていなかった。
本人様の「出来る」といった言葉を信じる事も大切だが、その都度きちんと
検査を行ない、その方に合った教材を設定する事も大切だと思った。


教材の変更はあったが学習を行って行く中でご家族様、
ケアマネ、デイサービススタッフが感じている共通の変化もあった。

ご自分から職員や他のお客様に話しかけられるなど、以前より社交的な様子がみられる。
デイサービスに週2回通い、学習療法をし、
人と関わる事やお話しする事が本人の変化に繋がっていると感じる。

今後として、定期的な検査をし、ご本人に合った教材を使用して
学習療法が負担にならない様に・・また、「病気なのかな?」等の
心配の言葉が本人様から聞かれない様にしていきたい。

また、「出来るから」と言ったF様の言葉も信じて
必ず学習療法開始当初の教材まで行ける様に今後も学習を継続していきたい。




そしてグループ討議をし、
参加してくださった方からご感想をいただきました。







感想の中で、
「この学習療法は続けるべきもの、
広がってほしいと思います」と
お言葉をいただきました。

交流会を通してそのように感じていただけたこと、
大変嬉しく思いました。
これからも学習療法を通して、
お客様にえがおになっていただけるように
取り組んで行きたいと思います!
ありがとうございました😊

また、参加してくださったご家族様に、
入居されているお客様からお手紙のプレゼントも✉️

































今回の交流会の統括を担当した職員が、
「せっかく学習療法をしていて字が書けるからそれを活かして
ご家族になにかできないか...」と考えました。
中には涙を流されるご家族様も。
思い出に残るプレゼントになったのではないでしょうか。



ご参加ありがとうございました。