2018年10月7日日曜日

H30年度 安全運転研修



安全運転研修が行われました。
講師は(株)三星 代表取締役社長 髙木久継様、営業主任 川瀬奈緒美様。
2時間の講習の内、前半は講義、後半は外に出ての実車講習です。


講義テーマ「冬道の安全運転」
冬道での制動距離は夏に比べて3~8倍にもなります。
夏は時速60キロの場合の制動距離は約44m。
冬道では350mから400mも車が停止するまで距離が必要になります。
冬は制限速度のー10キロで運転した方が安全とお話がありました。

冬タイヤ(スタッドレスタイヤ)は寿命が短めで走る距離が短くても
3シーズンで限度、交換が必要です。
理由としてはタイヤのゴムが劣化して硬くなってしまう為です。
また、園で使用している送迎車は一般の車よりも走行距離が長いため
2年毎の交換が推奨とのこと。

その他にスタッドレスタイヤは「急」な操作に弱い事、
北海道内の冬の交通事故はスリップ事故が多くその中でも「正面衝突」
「追突」「出会い頭」が多く発生している事、
事故事例と冬道運転のポイントなどを講義して頂きました。


続いては実車講習です。
車いすの固定フックの位置は垂直にクロスしていて
一番強度があり安定している写真の部分となります。


車いすの方へのシートベルトの位置は↓これでは正しくありません。

下の写真の様に肘掛けの上と肩の上に掛かるようにし、
タイヤの間に通して止めます。
理由は衝撃を受ける部位の違いにあります。
上の写真の止め方だと衝撃を内蔵で受け止めてしまいますが、
下の写真の止め方にする事で骨で衝撃を受け止める事が出来ます。
内臓よりも骨の方が衝撃を緩和する事ができるそうです。



その後は昨年は大雪の影響もあり、車が埋まってしまう事が例年に比べ多かった為、
冬に備えて牽引ロープの付ける位置の確認!
バッテリーが上がってしまった時の対応の仕方、予備タイヤの確認等を行ないました。



今回の講習を活かしながら「後悔しない運転」で、
送迎業務や日々の運転にあたりたいと思います。

ありがとうございました!

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