今年度の炊き出し訓練を行いました。
~目的~
災害時を想定し、備蓄品の調理方法を覚える。
賞味期限を考え、備蓄品を使用し、購入させていただく。
今回は、白がゆとコーンスープを試食・試飲しました。
どちらもお湯(水)を注ぐだけのフリーズドライタイプです。
これまでのアルファ米とけんちん汁は、
まだ余震が続いているのでもしもの為に使わずに、
これまでの訓練で作ったこと・試食したことを振り返りました。
これまでのアルファ米とけんちん汁は、
まだ余震が続いているのでもしもの為に使わずに、
これまでの訓練で作ったこと・試食したことを振り返りました。
まずはお湯を沸かします。災害時は五徳を使用します。
実際にガスをあけるところから、五徳の使い方を確認しました。
今回使用した白がゆは、お湯の量によって
ごはんとお粥、どちらにもなるものです。
中には、スプーンと塩も入っています。
注水線に合わせてお湯を入れ、規程の時間待ちます。
こちらは“ごはん”の線に合わせてお湯を入れました。
お米がふっくりとしています。
食べてみると少しかたさが残るので職員は噛むことができますが
お客様に食べていただくのは難しいかなというところです。
蒸らし時間を伸ばせばやわらかくなりそうです。
コーンスープです。
粉末が入っている袋が点線に合わせて
折り目をつけるとそのままカップになります。
作り方では8分目が基本なのでそれに合わせてお湯と水の両方を試してみました。
色は薄目です。味も薄いかな?と飲んでみると味はしっかりとついていました。
お湯の量を増やしてもいいくらいです。
しょっぱみが強かったため胡椒を入れ、
とろみもなかったのででんぷんを入れたりしました。
カップも熱く手で持つことは難しいので何か工夫が必要です。
・今回の胆振東部地震をうけ、食品は2~3日の予備で大丈夫だと思っていたけど
復旧まで1週間かかるという話もあったのでそれくらいの予備が必要だと思った。
・炊き出し訓練では必要な物品がセットされた状態で行っているが、
それをしまってあるところから出すところから行った方が実際の避難時に役立つのでは。
・炊き出し訓練で食べることによりより美味しくお客様に食べていただくことができる。
・次回は外で炊き出し訓練を行うと実際の避難時に役立つのでは。
などの意見がありました。
今回の胆振東部地震で断水の心配や電気の大切さなど痛感し、
災害の身近さを体感することとなりました。
こういった訓練を積み重ね災害時に備えていきます。
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