2018年7月30日月曜日

第5回 学習療法施設間交流会


平成30年7月28日(土)

第5回 芦別慈恵園 学習療法施設間交流会を開催しました。

今年度のテーマは
、他施設と交流を深め、正しい支援を行う~お客様と目を合わせて話す~
です。 

今回は、学習療法センターから鴨下様、橋本様が来園、今年度は未導入施設の方も来園され、、他施設・他事業所からは10事業所13名の方が参加してくださいました。

会場は、連日の暑さから・・・・

当初の予定のデイサービスセンターから、西日が入らない変更し1階ホールで開催しました。扇風機がフル稼働しましたよ♪

本年度の司会は、今年度より和顔グループリーダー&学習療法マスターの鈴木リーダーです!!

 日頃からお力を頂いている、社会福祉法人 光寿会 理事長であり、北海道学習療法実践交流会会長 森 光弘様より 素敵なお花を頂戴しました。 
森様、ありがとうございました。 
13:30開始   川邊施設長の挨拶からはじまりました。

来賓紹介、各参加施設のご紹介が終わった後 



扇風機?温風器?という暑さの中、熱気あふれる「一斉学習支援」から始まりました。









学習療法委員メンバー1年目の職員は緊張している職員もいましたが、芦別慈恵園で心掛けている、目をみて笑顔でお話する時間を意識して取り組んでる姿は、他施設の方がらお褒めの言葉をたくさん頂戴しました。
 
また、学習者の方も「私、この時間が一番好きなの」など嬉しいお言葉を言って下さり、
支援者側も力を頂いていました。



見学された他施設の方からは、「100点の付け方で、ひとり用紙に大きく〇を付けてるのは何か意図があるのかな?」と質問があったり、「寄り添って行ってる姿が親子みたいで微笑ましい」など、感想を頂きました。


アンケートの中には「支援者にとっては正しい支援を意識する良い機会になりました。」「みなさん、とても丁寧に利用者の方々へ声掛けしていて、〇付けも流れ作業でなく良かったです。」「利用者が楽しまれており、スタッフの楽しまれている様子だった」など沢山の感想を頂きました。

一斉支援をされた学習者様、学習委員メンバーの皆様 お疲れさまでした。 

次は、事例発表です。 
1事例目は、

ひらおか梅花実デイサービスセンターの苅部様による

「学習療法における事業所目標~ご利用者様に笑顔で生活して欲しい~」でした。

導入に至るまでの経緯、開始してからの利用者様の学習時の様子の変化から学習アドバイザーからのアドバイスを頂き、教材を下げ取り組んでみての気づきの事例①と、学習療法の様子や気づきをご家族様に返し、数字盤50が出来てる事を知って頂き、ご家族様と共に生活支援させて頂いてる事例②を発表して頂きました。


2事例目は、芦別慈恵園で事務員をしている松井による

「学習療法を通しての学び~正しい学習支援とは~」でした。


松井事務員の学習療法の原点は、初めて支援をさせて下さったI様が、その日に心筋梗塞で亡くなり、「次は必ずあるものではない事」を教えて頂き、支援で心掛けるようになった3点について。5年経った今、K様のターミナル期、終末期に学習支援をさせて頂き3点を心掛けていたが、事務員として関わる事の出来る大事な30分をより深く知るための決意と松井事務員が考える正しい学習支援について、脳の健康教室「えがお塾」N様との関わり、発表をきっかけに見つめ直せた点についての発表でした。


感想としては、「事務員が支援していて、事務員さんがこんなに気づきがあった事がすごいと思った」「必ず明日がある訳ではない、という事を改めて実感しました。利用者との関わりに感謝するという姿勢を見習いたいと思います」など、30分という時間を大切さを感じられた方が多くいらっしゃいました。


次はグループ討議です。

今回は、一斉支援、事例発表をみて正しい学習支援とはについて考える。グループ討議にしました。



グループ討議では、自分が思う学習療法とは
「支援者が先生にならない事。」
「本人の負担にならない事。」
「楽しんでもらう事。」
「自分の緊張は相手にも伝わるので笑顔で行う事。」
「支援者が変わっても同じ支援が出来る事が大事」
「支援に入らない職員にも学習の目標をしっかりたて行う事」
「学習から、趣味活動や個別レクなどに繋げる」
「明日に繋がる30分にする。」「学習する目的をもつ」など、討議の中で話し合われたようです。




グループ討議後に、足寄町で脳の健康教室を運営されている斎藤様より、本日参加された感想を頂きました。



斎藤様、遠くからお越し頂き、ありがとうございました。


総評として、
特別養護老人ホーム 梅花実  施設長 三井 弘巳様より



学習療法センターの橋本様より



鴨下様より
お話を頂きました。


最後に、まちづくり事業部長の小野より挨拶させて頂きました。


「正しい支援をいかにするか、その基本はスタッフの笑顔と言葉遣い、気づきをいかに持つかという事がわかったのではないかという印象を持ちました。お客様が、元気で楽しく過ごして頂く為に、スタッフがいかにどうあるべきかが学習療法をしている意義だと思います」とお話されてました。


最後に記念撮影をしました。「5ひく3は?」「にーーー」で撮りました。






この度、暑い中参加いただいた皆様、交流会開催にあたり準備等に協力頂いた皆様

ありがとうございました&お疲れさまでした。
最後に、交流会で自施設のユニットでの生活の様子、取り組みについてポスター制作しました。
学習療法が
きっかけで、趣味活動に繋がったり、逆に各委員会の取り組みが学習療法での活性化につながっているので、他施設の方に知って頂きたく作成しましたので是非ご覧ください。

















問い合わせ等ありましたら、芦別慈恵園までご連絡ください。

0 件のコメント:

コメントを投稿