2018年5月30日水曜日

学習療法委員会



 

 
 
学習療法モデル施設の集い& 学習療法施設責任者の会 in 札幌
 
5月26日(土)札幌にて学習療法実践モデル施設の集いが開催され
学習療法センター大竹代表より委嘱状が授与されました
 
 
             (学習ブース前に掲示)
 
現在、学習療法は全国で1500もの導入施設があり(内、今年度の全国の実践モデル施設は122施設)、北海度での学習療法導入事業所は74事業所あります。
今年度は、
 
帯広市のケアステーションひかり様
札幌市の介護老人保健施設 さっぽろ東ナーシング様
釧路市の老人保健施設 ケアコートひまわり様
函館市の介護老人福祉施設 シンフォニー様
特別養護老人ホーム 芦別慈恵園の5施設が北海道の実践モデル施設となりました

 
実践モデル施設のつどい プログラム(10:30~12:30)
1・委嘱式
2・学習療法(センター)の今とこれから・・・学習療法センター 代表 大竹 洋司様
3・センターの2018年度の活動内容・・・学習療法センター  副代表 伊藤 眞治様
 
大竹代表より
 
 
センターは、どのような事をめざしていたかについて、1500の導入した施設が「導入して良かったなって思ってもらう事」とお話されてました。 
 
2016年度より資格制度が導入され、研修を受けた者が実践している。
 
SIB事業で、現在保険外サービスの中で行ってる、学習療法の効果はわかっており予測出来ている。⇒現状は、導入施設の学習療法にばらつきがある。
 
《モデル施設の役割》
1500施設のばらつきがないよう
「正しく 楽しい学習(質の担保)~施設運営に活かす」活動を広げていく。
学習療法の大きな力~継続力
*継続することで見えてくる。不調な事も乗り越え、質が向上に繋がる。
 
学習療法を続けられるのは⇒楽しい学習療法の実践
⇒家族・施設全体が効果や価値を実感
 
学習療法を通してスタッフが→成長するツールである
             →実践で生まれるやりがい
             →家族との関係性が良くなる。
 
 
伊藤副代表より
 
 
「全ての施設に、やってみてよかったと思って頂く」
「地域に根付いて貢献していく事」
 
そのためには⇒センターが一貫していることが大事
      ⇒個別・施設別じゃないといけない。
と思って活動されているとお話されてました。
 
センターからのお願い
・センターの方を信頼して頂きたい
・センターの活動を知って頂きたい
 
制度改正(どういう環境)の中で、どういう流れでやっていかなければならないか?
国が、どんな事をやっていかなければいけないか、調べている。(SIB
学習療法をやっている施設⇒光があたっていく。
その為には、正しい支援⇒楽しい支援が大事と話されておりました。
 
学習療法センターさんが用意して下さった お弁当を頂きながら、ケアステーションひかりさんで撮影された学習者さん、職員さんによる「必殺仕事人」の動画を観覧させて頂きました。素晴らしい名演技でした!!  森様、ありがとうございました。
 
午後は、
学習療法導入施設 施設責任者の会in 札幌 プログラム(13:00~16:00) 
1・学習療法センターの動きと情報提供
2・一斉支援
3・グループワーク
4・まとめあいさつ
 
センターの伊藤副代表から、
 
・介護保険改正についての具体的なお話
・学習療法を活かすPDCAアクション&ネットワークのお話
*P(目標設定)D(実施)C(監視・評価)A(見直し)
・施設責任者の会についてお話がありました。
 
お話の後は、現在 芦別慈恵園でも取り組んでいる、学習療法一斉支援を行いました。
 
目的:学習療法を学習者の立場で体験することで、自分毎として感じて頂き、「笑顔で目をみて話すこと(支援する事)」とはを体験して頂き、今後に活かす。
 
一斉支援を行う前に、川邊施設長より、今回一斉支援をするきっかけ、芦別慈恵園で行っている一斉学習支援についてお話がありました。
 
今回は、発案者の芦別慈恵園の学習療法マスターと、さっぽろ東ナーシングのマスターが支援者となり行いました。
 
 
 
グループ討議の中での感想は
学習者側:
・小さな点にも声掛けして下さり、嬉しかった
・丁寧な声掛け、会話のテンポが良かった。
・支援される側の立場になって普段こんな風に頭使ってるんだなと感じた。
・普段支援者になる事は、ほとんどなくなったが、こんな風にすればいいんだなと思った。
支援者側:
・緊張したが、緊張感が伝わると相手も緊張すると思い、緊張すると早口になりがちなので早口にならないように意識した。
・緊張はしなかったが、相手の方が話をしてくれたり、合わせてくれたりしていた様に感じたので気を付けていきたい。
日頃の学習について:
・相手を知ることとして日報を見てから支援する。
・褒め方の記載を一番前のページに記載している。
・スムーズに出来る方法を表紙の上の方に記載している
などのお話がありました。
 
全体通しての感想では
ホーム長をされてる方からは、これからは管理者の力が大事なんだと改めて感じた。頑張っていきたい。一斉支援については、運営懇談会で行って体験して頂いて、地域に密着した取り組みにしていきたいとお話がありました。
他にも支援者側の立場で学習側を体験出来て良かった。集中してできたが、数字盤が思ったより早く出来ず悔しかった。家族にも体験して頂きたいとお話がありました。
 
お客様の立場(支援される側)になる事で、
どんな支援をして欲しいか?
どんな気持ちで学習されてるか?
がわかり(みんなに見学されながら)支援させて頂く事で
日頃から、「笑顔で目を見て楽しく実践すること」の積み重ね(経験)が大事だと感じる時間を過ごさせていた来ました。
 
 
学習療法センターの皆さま 貴重なお時間ありがとうございました。
 
 
 
 

 

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