第4回 基礎介護講座が行われました。
令和2年度は4名のキーパーを対象に実施。
今回はより研修内容を充実させるため、キーパーの皆さんに事前アンケートを行いました。
ずばり「第1~3回基礎介護講座で、何が仕事に活きたのか?」です。
・トイレの2名介助において、パットを当てた。
・水分にトロミをつけている。
・車椅子の操作時、手と足の位置に配慮できた。
などの意見を頂きました。
少しでも講座が役に立ったようで嬉しく思います。
ちょうど働き始めて1年近くになる方も多く、色んな悩みも教えて頂きました。
・立ち上がり介助をやってみたが、うまくいかなかったから私はできないかも…
・がんばって自分で移ろうとしているお客様がいるのだけど、どこを掴んでもらったらいいのか。
・車椅子から椅子へ移ろうとしているお客様がいて、いつもお尻を支えているけど、果たしてこれで良いのだろうか。
など、具体的な話が沢山出てきました。
当園は「動き出しはご本人から」を大切にしており、介助方法はその時、そのお客様によって変わることが多いです。
たとえお客様の手のつく位置が、昨日と今日で違ったとしても、その時はたまたまそうだっただけで「毎回必ずここを掴まなくてはならない」ことはないとお話ししています。
ひとまずの統一はもちろん大切なのですが、ひとたび慣れたのなら、柔軟な感じが必要だと思います。
そして動き出しにつながるコミュニケーション…
尋ねる
伺う
説明して、お願いする。
いきなり「起きましょう」ではなく「起きれそうですか?」とすることで「起きれるよ」「どうかな」「それは難しい」等返答があります。
「ご飯なので、それでは起きていただけますか」と声のかけ方を変えるだけで、お客様の返答はずいぶん違ってきます。
最後は車椅子操作とトイレ介助の方法を確認しつつ、コミュニケーションはどうなっているかを確認しました。
参加された皆さん、お疲れ様でした。
ありがとうございました。
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