2021年2月18日木曜日

第4回 基礎介護講座がおこなわれました






4回 基礎介護講座が行われました。


 

令和2年度は4名のキーパーを対象に実施。

 

 

 

今回はより研修内容を充実させるため、キーパーの皆さんに事前アンケートを行いました。

 

ずばり「第13回基礎介護講座で、何が仕事に活きたのか?」です。

 

・トイレの2名介助において、パットを当てた。

・水分にトロミをつけている。

・車椅子の操作時、手と足の位置に配慮できた。

などの意見を頂きました。

少しでも講座が役に立ったようで嬉しく思います。

 

 

 

ちょうど働き始めて1年近くになる方も多く、色んな悩みも教えて頂きました。

 

・立ち上がり介助をやってみたが、うまくいかなかったから私はできないかも…

・がんばって自分で移ろうとしているお客様がいるのだけど、どこを掴んでもらったらいいのか。

・車椅子から椅子へ移ろうとしているお客様がいて、いつもお尻を支えているけど、果たしてこれで良いのだろうか。

など、具体的な話が沢山出てきました。

 

 

 

当園は「動き出しはご本人から」を大切にしており、介助方法はその時、そのお客様によって変わることが多いです。

たとえお客様の手のつく位置が、昨日と今日で違ったとしても、その時はたまたまそうだっただけで「毎回必ずここを掴まなくてはならない」ことはないとお話ししています。


ひとまずの統一はもちろん大切なのですが、ひとたび慣れたのなら、柔軟な感じが必要だと思います。

 

そして動き出しにつながるコミュニケーション…

尋ねる

伺う

説明して、お願いする。

 

いきなり「起きましょう」ではなく「起きれそうですか?」とすることで「起きれるよ」「どうかな」「それは難しい」等返答があります。

「ご飯なので、それでは起きていただけますか」と声のかけ方を変えるだけで、お客様の返答はずいぶん違ってきます。

 

 

 

最後は車椅子操作とトイレ介助の方法を確認しつつ、コミュニケーションはどうなっているかを確認しました。

 

 

 

参加された皆さん、お疲れ様でした。

ありがとうございました。

 


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