12月4日（水）は機能訓練指導員交流会でした。
10:00～15:30 岩見沢ぬくもりの郷にて開催されました。
普段ぬくもりの郷の粟野PT、南幌みどり苑の土橋OT、芦別慈恵園の中尾3名で行っているこの研修。
今回はより多くの施設から機能訓練指導員を集い、互いの研鑽の場にしたり、普段困っていることを相談できればとの思い（個人的には特養にもっとリハ職を増やして役に立ちたい…と考えております）から、粟野PTから各施設へ発信しました。25施設へ声をかけ、そのうち5施設8名が集まりました。
皆さんの悩み事として、
「書類業務が大変」
「どのような訓練を提供したらよいのか悩む事がある」
「職員の介護技術向上のためどうしたらよいか」
「自分たちが行っていることの成果をどう示すか」等の話がでました。
書類についてはそれぞれの施設が行っている方法を紹介し合い、参考になった方もいたようでした。
訓練内容についてはそもそも自分1人しか指導員がいない状況で、全員を見ることに限界を感じている方も多いようでした。そこで他施設から集団体操を行っている話だったり、ボランティア様や他職種とレクリエーションを行っていること、生活動作の中で行える機能訓練の内容をお伝えしています。
介護技術向上については、速い介助だとお客様も緊張してより介助量を必要としてしまう話だったり、動画を撮影して自分の介助を振り返っている話がでました。
施設見学をしつつ、粟野PTから普段行っている訓練やベッド上でのポジショニングについてのレクチャーがありました。
寝ている時間が多くなっている方や、関節が硬くなっている方への関わりに皆さん悩まれているようで、熱心に話を聞いていました。
ぬくもりの郷で毎日行っている口腔体操の時間には、土橋OTが普段実践されている口腔体操を皆で行いました。10分に渡る体操で、はじめに日付の確認から行います。それから首を動かす体操等ふんだんに行い、これは効くなと思いました。首回りがなんともあったかいです。
最後にお時間を頂戴し、中尾から普段おこなっている地域貢献事業の話や、くらし活き活き委員会をはじめとする委員会活動の話をさせていただきました。
ホームページやブログがあることにも驚かれたようでしたが、ボランティア様と一緒にレクリエーション活動等ができていることも強みですねと言っていただけました。恥ずかしながら私にとっては当たり前になっていたので、改めてありがたいことなのだと実感できる機会になりました。
次回はまだ未定ですが、今後もお互いの研鑽や困っていることを相談し、園内のお客様へ還元していけるような活動にしたいです。
どうもありがとうございました。
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