6月13日は介護技術研修が行われました。
いつもお世話になっている大堀先生に来ていただき、また4か所の施設様(旭川、赤平、深川、和寒町)から10名の方々にお越しいただき、慈恵園の職員も含めて合計17名での研修でした。
たくさんの方に介助の実践を見ていただくのは緊張感があり、磨かれます。いつも本当にありがとうございます。
ひまわりユニットのT様を、4年目になる西村cwが実践させていただきました。
「時々座っている姿勢が崩れるので、もっと安定させてあげたい」と西村cwの思いがありました。
『動作はコマ送り』 なので、座位姿勢を安定させるためには、座位姿勢だけに注目するのではなく、その前の起き上がりや寝返りがどれだけ自分の力でできるか、またベッド上でどのような姿勢だったかが重要になってきます。
時間をかけて寝返り、起き上がり介助を…
起きたら車椅子へ移る前に、周りを見たり、柵につかまって姿勢を保つ機会を提供しています。
車椅子に座ってからは左手でしっかりひじ掛けにつかまる様子がありました。
大堀先生から「車椅子に座っている時、左手に常に力が入っているのでは」とお話しがあり、T様に、左手は腕ごとひじ掛けに置き休めてみては?と提案がありました。
少し浮いている部分を、バスタオルを丸めて補高しています。
「休めることができれば、これだけでもずいぶん変わってくると思う」「立ちやすくなってくると思う」とのことでした。
今後また元気になって頂けるのが楽しみです。
今回実践させていただいた4名のお客様、大堀先生、他施設の皆様、どうもありがとうございました。
次回7月11日(水)の開催となります。
またどうぞよろしくお願い致します。
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