2020年5月13日水曜日

令和2年5月 介護技術研修がおこなわれました【園内職員のみ】

※新型コロナ対策のため、園内職員のみで研修を行っております。

 

5月介護技術研修。

 

今回もアドバイザーとして、石田マネージャーに研修へ入っていただき、実践後にはアドバイスを頂きました。

 

 

U様の実践。大場CWがおこないました。

ベッドから起きて、車椅子へ移乗する場面です。

 

以前は左側に傾いていましたが…

食事前、後ろから撮影した写真です。
一番手前がU様です。
 

最近は軽減傾向。

食事も安楽に食べていただくことができていると思います。

少しずつ、まっすぐ座っていられることが
増えてきました。
 

 

姿勢は食事だけでなく、様々なことに影響します。

 

本人が苦痛

☑不良姿勢⇒立ちづらい⇒だんだん普通になる⇒立てたのに「立てない人」になる。

☑呼吸が苦しい

☑見た感じも変

 

もちろん、これだけではないと思います。

 

改善するためにはクッションや車椅子の検討、座面の調整など様々です。

 

しかし、普段の介助はいかがでしょうか。

よく「この人はつっぱるから…」と表現されがちですが、

もしかするとこちらの介助のせいで「つっぱる人」にしてしまっているかもしれません。

 

では、どうすれば、こちらの介助の問題を最小限にできるでしょうか。

 

ポイントはこのあたりかと思います。

 

①お客様に声をかけ、ご了承頂いてから触れる。

②アイコンタクトも活用する。

③お客様に最初に動いてもらい、足りない部分のみ手伝う。

④お客様の身体が変化していく様(ベッドから足が降りる、身体が起きてくる、ベッドに座る等)を端的に、的確に述べる。

 

 

今回実践した大場CWは、これらのポイントができていました。

 

 

何をするか説明し、

お客様の顔をよく見て、

足りない部分のみをお手伝いし、

U様が動いたらその都度介助の手を止め、

座れたら「綺麗に座れましたね」と伝える。

 

 

最初は目を閉じていたU様も、

 

 

場が進行するにつれて目が開いてきました。

 

 

今回対象となったお客様、本当にありがとうございました。

 

次回610日(水)開催予定となっております。

またどうぞよろしくお願い致します。
 
 
 
 

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