5月介護技術研修。
今回もアドバイザーとして、石田マネージャーに研修へ入っていただき、実践後にはアドバイスを頂きました。
U様の実践。大場CWがおこないました。
ベッドから起きて、車椅子へ移乗する場面です。
以前は左側に傾いていましたが…
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食事前、後ろから撮影した写真です。 一番手前がU様です。 |
最近は軽減傾向。
食事も安楽に食べていただくことができていると思います。
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少しずつ、まっすぐ座っていられることが 増えてきました。 |
姿勢は食事だけでなく、様々なことに影響します。
☑本人が苦痛
☑不良姿勢⇒立ちづらい⇒だんだん普通になる⇒立てたのに「立てない人」になる。
☑呼吸が苦しい
☑見た感じも変
もちろん、これだけではないと思います。
改善するためにはクッションや車椅子の検討、座面の調整など様々です。
しかし、普段の介助はいかがでしょうか。
よく「この人はつっぱるから…」と表現されがちですが、
もしかするとこちらの介助のせいで「つっぱる人」にしてしまっているかもしれません。
では、どうすれば、こちらの介助の問題を最小限にできるでしょうか。
ポイントはこのあたりかと思います。
①お客様に声をかけ、ご了承頂いてから触れる。
②アイコンタクトも活用する。
③お客様に最初に動いてもらい、足りない部分のみ手伝う。
④お客様の身体が変化していく様(ベッドから足が降りる、身体が起きてくる、ベッドに座る等)を端的に、的確に述べる。
今回実践した大場CWは、これらのポイントができていました。
何をするか説明し、
お客様の顔をよく見て、
足りない部分のみをお手伝いし、
U様が動いたらその都度介助の手を止め、
座れたら「綺麗に座れましたね」と伝える。
最初は目を閉じていたU様も、
場が進行するにつれて目が開いてきました。
今回対象となったお客様、本当にありがとうございました。
次回6月10日(水)開催予定となっております。
またどうぞよろしくお願い致します。
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